06/29/2006
7月1日 閉店時間変更のお知らせ
7月1日はお隣のお店TRIggERがイベントを開く関係でg2は17時に閉店になります。
それと連携してgift_labも17時にcloseです。
翌日の日曜日は通常通り20時まで営業しています。
(gift_lab)
06/26/2006
PAUL DAVISがg2で..!
英国のビジュアルアーティストPAUL DAVISが6/24(土)、
TRIggERのアートキュレーター原田さんといっしょにg2にやってきました。
2人はこの後NUGでトークイベントだったのですが、
PAULが大好きなBrian Enoのmusic for airportが流れる中、
すいすいと、店内のキャンバスカーテンにドローイング。
もちろんsound tripも体験。
(if)
06/25/2006
soundscape boxを体験している様子
これは入り口の方から撮影しました。
(写真をブログに載せることはお断りしてあります)
今日聴いていた方々は
「気持ち良くてけっこう聴き込んでしまいますね」
「眠ってしまいそうになった」という感想をくれました。
みなさんも体験しにいらして下さいね。
(em)
06/16/2006
Live_Music labo flyer2
近くでみるとこういう感じです。
透けて見えるのは裏面の説明に地図。
(em)
Live_Music labo flyer
ついに出来ました!7月15日のgift_LIVEのフライヤー。その数1000枚!
50枚づつまとめてみたらショップデスクが埋まりました。
デザインは青山政史さんが手がけて下さいました。ありがとうございます!
(em)
06/15/2006
gift_lab sound trip#1 ●LIVE info_sat. 15 JULY!
music labo
音楽実験ライブ
2006年7月15日(土) 20:00-22:30
@gift_lab
エレクトロニカ、環境音楽等のジャンルでユニークな活動を行っている
アーティストとsound_tripの実験と音楽のライブを。
今回のパートナーは、
Asuna+SASW (minoru sato, WrK)
物理現象とその概念(受容)に焦点をあてた作品制作を行う
WrKの佐藤実による音楽ユニット、SASW。
機関・器官という語源からオルガンを捉え直した作品「each organ」など、
特定のコンテクストに着目し可聴化させるAsuna。
減圧式空気オルガンという器官の作動音を音源に
ガラス管などの複数の空間の自然共鳴周波数を増幅させる演奏は
演奏空間をも取り込んだ空間相互の響きを生み出す。
http://fox.zero.ad.jp/cocoa/
http://d.hatena.ne.jp/aotoao/
http://www.ms-wrk.com/
veno tagashi
植野隆司。ソロのほかテニスコーツ、プカプカブライアンズ、cacoyで活動。
veno tagashi名義で4枚のアルバムをリリース、ueno takashiで1枚リリース。
石井聰亙監督「五条霊戦記」「Electric Dragon 80000V」
「DEAD END RUN」の音楽に参加。
ブルージーなアコースティックギターの多重録音、はたまたグラスの縁を
そっとこすって生まれる透明な響きの反復。寡黙でシャイな彼は
次々に静かに過激にさまざまな音を紡ぎだす。
参加費:\1,000
定員:35名
参加申込先:info@giftlab.jp
件名「sound trip #1 water drops 参加申込」
本文「お名前、ご連絡先のe-mailアドレス」をメールにてご連絡ください。
追ってご予約確認のメールをご返信させていただきます。
尚、当日のお申込みについてはご来店前に電話での確認をおねがいいたします。
(gift_lab)
gift_lab sound trip ●sound scape box
●
gift_lab sound trip スタート!
ふらりと音の小さな旅へエスケープ
サウンドアートを日常の生活感覚のなかで体感する
ツールやしくみを形にする試みを続けているgift_labでは、
小さなサウンドインスタレーション実験の展示と
音楽のライブによる企画 "sound trip" が動きだします。
[sound trip #1>water drops]
1.soundscape box
サウンドインスタレーション
2006年6月5日(木)〜7月31日(月) 12:00-20:00
@gift_lab
いつもは無意識に聴き流している日常のノイズを切りとって耳を澄ます
"サウンドスケープボックス"(ほぼ無響箱)による体感型実験展示。
雨の季節を楽しむ、#1のテーマは日常生活のなかの水の音。
(gift_lab)
06/08/2006
how do you do?
gift_labのビジュアルディレクションやプレス、プロジェクトの企画制作などを
担当している池田史子です。もともとアートのキュレーションや広告制作などに
興味があったのですが、ここ15年ほどは、生活文化のクリエーション、
プロモーションなどをベースにさまざまなジャンルを横断する仕事をしてきました。
そして、そこから独立してgift_を後藤寿和と立ち上げたのがちょうど1年前の2005年6月。
その後、山口絵美との出会いを経て、gift_labを3人でスタートさせて半年が過ぎました。
誰にも自分の基調となる時代精神があるものですが、たぶん自分の場合は、
10代半ばから20代半ばを過ごした1980年代のようです。
自分がまだふにゃふにゃの軟体動物みたいな時期に出会った、
当時、形が現れはじめた頃の環境音楽やらメディアアートといったものには、
いまだにからだの奥底にしっかり噛みつかれています。
具体的に言うと、Brian Enoのambientシリーズが発表されたのがその初頭。
日本では吉村弘さんの’Music for Nine Post Cards’WAVE NOTATION_
波の記譜法 の1番目の作品が出たり、サティの音楽が再発見された時代でもあります。
80年代のカルチャーというと、バブルなイメージが強いようですが、
私にとってのその頃の象徴的な記憶は、このことさらに自己主張しない、
ただそこにそっと存在してくれていて、ひそかな雨音のように、明け方無意識に
耳に入ってくるかすかな小鳥のさえずりのように、日常音にそっと侵入して融解していく
「環境音楽」との出会いです。それは、現代音楽でもなく、実験音楽でもなく、
ポップミュージックでもなく、ひたひたと私の中のスタンダードサウンドになりました。
最近もポストロックやアシッドフォークの響きには何となく同様のシンパシーを感じました。
とはいえ、どの「現在」においても常に快いものというのは見つかってしまうもので、
そういったものをここでシェアしていけたらと思っています。
というわけで、6/5からスタートしたsound trip_water dropsは発展途上ながら、
愛すべき装置ができました。近い音、包まれるような音が、ほぼ無響の箱の中で
クリアに耳に飛び込んでくるというsound scape box。
コンテンツはフレーミングされた日常音のミックス。今回採集された様々な水の音は
すべて聞いたことのあるはずの音、でもたぶん聞き流してしまっている音。
7/15(土)に決定した関連ライブもおもしろくなりそうです。
減圧式空気オルガン、ガラス管、いろいろなグラス。登場するかもしれない楽器が
何やらロシアアバンギャルドや北園克衛的。興味を覚えた方はぜひご参加を。
(if)
06/07/2006
旅の音から音の旅へ
こんにちは、私はgift_後藤寿和といいます。
gift_labのなかで、空間や音をかたちしていくことを役割としています。
これからこのブログで、最近自分が関わったプロジェクトのことや、
これからやろうとしていることや、気になっている事を通じて、
自分なりの考察を通してみたものを少しずつ、書いていこうと思っています。
宜しくお願いします。
先ほどかたちと書きましたが、私はそれを考える時、たいてい形(フォルム)ではない、
あるいは形にならないものを思い描いています。そして、
そういう事をできる限り大切にして様々な事に反映させていきたい、
と考えています。
(抽象的ですが。このあたりは今後も追々書いていければと思います。)
まず最初として、6月頭からgift_labで行う、sound trip -water drops-
という展示&イベントについてのメモをここに書き記します。
これについては、別の角度でまた次回も書こうと思います。
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旅の音から音の旅へ
海外旅行に行き、見知らぬ風景に出会っているとき、
そのすべてが鮮やかに感じられる。
そんなときには、聞こえてくる音も、全て鮮やかに思える。
もちろんそれが、混み合った都市であっても。
聞き慣れない言語の人の声はもちろん、普段は意識しないか、
煩わしく感じていた、自動車、バス、バイクのエンジン音、
クラクションなどでさえも。
旅の中のそれらを忘れまいとして、日常では切り捨てていたわずかなものにさえ、
自然と感覚が鋭敏になっている。
実際、その国独自の都市事情や、車種の違いその他もろもろ、
異文化の新鮮さを感じるというのは理由はもちろんあるとおもう。
しかし、特に野や川の音を聞いている訳ではないのに、
心はその都市の音を楽しく、心地よく、感じていた。
東京でのある日、横断歩道を待っている時に、ふと、その旅行のときのような感覚が
よみがえり、都市の音が客観的に聞こえてきたことがある。
自然と感覚を開いていたのだろうか。
その時、東京のいつもの街を、まるで旅行者のような気分で新鮮に感じている
自分がいた。
ああ、そうか。別に海外にまで行かなくても、今いるこの日常を違った感覚で楽しめ
るんだな、と思った。
いつも見慣れた風景の音を、いったん耳から引き離し、
別の意識で聞いてみる。
旅に出ている時に自然としていたように、
日常では切り捨てていたわずかな音に、感覚を鋭敏にしてみる。
それだけで、普段過ごしている都市の風景を
旅人のように新鮮に感じられるかもしれない。
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Sound tripは、そんな感覚の実験をテーマとした小さなインスタレーション
であり、サロン的なイベントです。
これから様々な切り口での考察、イメージなどを発表していきたいと思っています。
(gt)
06/06/2006
はじめまして
スタッフの山口絵美です。
去年の9月。ひょんなことからgift_の二人に出逢いました。
初対面からタレルやカプーア、その他共通の興味や友人知人の話で盛り上がりました。
そのうち、11月のオープンからgift_labで働くようになり、もう早くも半年経ちました。
私は普段ショップデスクにいますが、音編集などがある際は事務所側のデスクにいます。
音についての知識も編集能力も、まだまだ未熟なので日々精進です。
そう、初対面と言えば、gift_labに来るお客様と初対面から話が弾むことがあったりします。
置いてある本や商品から話が弾み出し
お互い「こういう面白いものがあるよ」と紹介しあったりなどなど。
果ては月見酒の話などに発展したり。
そういうことがあると、事務所側で作業している後藤さん池田さんも
身を乗り出して話に参加したりします。良い時間です。
gift_labはTRIggERというお店と一緒のスペース''ground2''にあります。
gift_labでノイズやオラファー・エリアソンの話が白熱している時、ふと気付くと
TRIggERの方からはモッズやロックカルチャーの話で熱中している声が耳に入ってきます。
それもまた面白いです。
今、恵比寿写真美術館でマイケル・ケンナの写真展が開催中です。
近々観に行こうかと思っています。
皆様も美術館の帰りにでもgift_labにふらりとお寄り下さいませ。お待ちしています。
ではでは。
(em)
06/05/2006
gift_lab_log introduction
gift_lab/ギフトラボは、東京・恵比寿にあるgift_の
ギャラリーショップ+スペースデザインのオフィスです。
研究室/実験室と名付けた理由は
単にショップもしくはオフィスであるだけでなく、
サウンドや空間関連を主なジャンルとして、
その時々に興味を抱いているいくつかのテーマを掲げて、
それを自分たちが探求していくプロセスを
見せていける場所にしたいと考えたからです。
このブログは、そこで活動する3人(後藤・池田・山口/2006.6.6現在)が
このスペースで行っていこうとしている活動の記録や、
日々思っていることをレポートしていく場所です。
そして、もちろん、ギャラリーショップ、デザインオフィスとしての
gift_labのインフォメーションもどんどん発表していくつもりです。
どうぞよろしく。
(gift_lab)