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03/17/2007

design adDictに寄稿

正直、ブログに書くべきかどうか迷ってしまっていたので少し時間が経ちましたが、
3月10日に発売されたdesign adDictに、文章を書かせていただきました。(p120のコラム)
DA.jpg

送っていただいた本をよ読み、とても面白い視点で出来た本だと感じたのですが、
それがなぜなのかがうまく説明出来ないなと思っていました。
そんな時、彼らの書くブログにあった 「デザイン・アディクト」創刊にあたってという文章を発見し、
「もっとデザインを個人的に語ろう」「デザインとアートの境目」という2つの視点や、
「作り手の顔の見える雑誌、主観的なものづくり」という言葉にとても共感し、非常にしっくり来ました。
ディープかつ自然体な方向性の雑誌で、これからの動きが楽しみです。

私たちgift_は以前関わっていたことからの流れもあり、デザインに関わりある方々と共に
仕事をさせていただくことが多いのですが、自分たちが作ったgift_labは、音楽や、アートに関わる
ものも含め、端的に言えば、「自分たちが好きなものを置いている」空間です。
気づくとそこに集まってくる人たちは、どちらかというとデザインという文脈以外でものを語ることのほうが
多いのかもしれません。(もちろん、デザインということの意味を狭く捉えるつもりもありません)

じっさい、依頼を受けた時にはまだちゃんと方向性が想像が出来ず、
正直「デザインについて本当に自分が書けることなんてあるのか?」とすら思い、
しばらく真剣に考え込みました。
ある意味、これはいいきっかけをもらったとは思っているのですが。。。

結局、以前からテーマとして考えようとしている、「音と空間」ということについて、
迷ったあげくに書いた文章をgift_2人の共同作業で仕上げ、無事入稿しました。
(依頼の声をかけてくれたKナギさん、ありがとう!)

実際の文章はぜひ、本誌にて読んでみてください。
いまだに、全体の流れから浮いてるかな、とは思っていますが。

そこにも書いてある、昨年の7月におこなったSound Trip #1‘water drops’ですが、
実は今現在、gift_labにて常設展示中です。

春をめどに、#2を計画中だったのですが、4月の末頃になりそうです。。
テーマ[MOVE]は、移動するという動詞。日々の移動を中心にフィールドレコーディングをしている最中。

近日中にレポートを書きますので、お楽しみに!

(gt)