07/03/2007
instrumentalize
インストゥルメント=計器、楽器。それは世界を見つめ、世界を計り世界の調和を発見するための道具。新たなインストゥルメントの可能性を模索するシリーズイベント「インストゥルメンタライズ」(2002年川崎市市民ミュージアム発)がgift_labへ。
今回は、インストゥルメンタライズ企画者であり、アーティストレーベルWrKを運営してきた佐藤実 (m/s, SASW)の12年振りのソロCD=ガラス管の自然共鳴を増幅させた『NRF Amplification』発売記念企画。
そして7月に『サマースプリング』(太田出版)の出版も控え、新たな活動の側面を見せている唯一無二のハウリング・ヴォイスパフォーマー吉田アミと、メディアアートの第一線で活躍し、サーキットベンディング (改造回路)による予測不能な音楽や、エレクトロニクス「管」楽器で独自の活動を行っている沖啓介2人をゲストに迎えるスペシャルライブ。
佐藤実(m/s,SASW)
アーティスト、1963年生まれ。1989年より"m/s"名義で活動をはじめる。
1994年-2006年、制作活動のためのレーベル「WrK」を運営。
世界の成り立ちとその記述という観点から物理的な現象とその概念に 関心を持った研究・制作活動を行っている。 主な活動としてSoundCulture(Sydney,1991)、Sound Art Sound as Media(東京,2000)、BEELDEN BUITEN/ FRACTALS(Belgium,2002)など国際展への出品、CDリリース、Site of Sound(USA,1999)、Social Music(USA,2002)などへの論文寄稿、Amplitude of Chance:Book+DVD-ROM(2001)の企画・編集などがある。
また、SASW名義で音楽活動や学芸員として展覧会、アートイベントの 企画も行っている。
http://www.ms-wrk.com
吉田アミ
1976年5月13日生れ。1997年5月にはTAMARUのレーベル1040より
ソロ・アルバム" spiritual voice "を発表。以降、ソロ、astro twin(Utah Kawasakiとのユニット)、cosmos(sachiko.Mとのユニット)、カリフォルニアドールズなどで活躍中。
2003年、セルフプロデュースのよるソロアルバム「虎鶫」を発表。同年、アルスエレクトロニカデジタル・ミュージック部門「astrotwin+cosmos」で2003年度、グランプリにあたるゴールデンニカを受賞。現在、世界がもっとも注目するアーティストの一人。
http://www2.tky.3web.ne.jp/~amie/
沖啓介
アーティスト、ミュージシャン。国内外の展覧会で、インターメディアな作品を発表している。多摩美在学中に、当時の自作アナログシンセサイザーで演奏を開始し、現在はEVI(=Electronic Valve Instrument)でデジタル、アナログのエレクトロニクスで演奏する。また中国の伝統楽器で世界遺産無形文化遺産である古琴とその中国と日本伝来の楽曲の演奏を、この楽器の第一人者である坂田進一の門下で学んでいる。
http://homepage3.nifty.com/oob/
2007年7月14日(土) 19:30-21:30 (開場 19:00)
@gift_lab
参加費:¥1,500 ( w/1Drink )
定員:35名/要予約
参加申込先:info@giftlab.jp
件名「instrumentalize 参加申込」
本文「お名前、ご連絡先のe-mailアドレス」をメールにてご連絡ください。
追ってご予約確認のメールをご返信させていただきます。
(gift_lab)