08/23/2008
アトミック・サンシャインの中へ
書くのが会期終了間際になってしまったのですが、
8月24日(日)まで代官山のヒルサイトフォーラムで開催されている展示
「Into the Atomic Sunshine - アトミック・サンシャインの中へ - 」
の展示のサポートをさせていただきました。
あと2日!ですが見に行かれていない方は是非。
これはエントランスのサイン。
憲法第9条の和文と、最初にベースとなった(!)英文で構成しました。
これはオープニングの終了間際の様子。
中央の高さのあるのは柳幸典さんの作品。
奥の窓際にあるはオノ・ヨーコさんの作品。
*
この展示を立ち上げたキュレーターの渡辺真也さんという人は、とても興味深く、
知り合う事が出来て本当に良かった。
この企画に対してかけて来たプロセスを知れば知るほど、
その真剣さと丁寧な探求力にただ感服するばかり。
テーマとしているところは、日本が持つもっともユニ−ク(特徴的)かつヘビーで、
一見かたよっていると誤解を生みそうな部分でもあり、
普段自分がもっとも使わない筋肉、みたいな部分であったのだが、
逆にそこをとても良い形で刺激された感じ。
ここでその核心について、今語る言葉はさすがに簡単に出てはこないのですが。。
しかし
アートとはそれを観賞したり理解する事が目的ではなく、
自分が未だ知らないということへの気づきであり、
秘められたものを想像しつつ、
そこから何かを考え始めるきっかけを与えてくれるものだという事を再認識させてくれた。
だから、「アートのことはよくわからなくって...」
というセリフをいう人はちょっとどうかなあとも思うし
分からないということからしか始まらないから、
そのままそこから自らが入り込んでいくだけで良いのではとも思います。
などどいう事も考えつつ見れば見るほど考えさせられる展示です。
そんな展示のサポートが出来てとても良かった。
紹介してくれた茜ちゃん、どうもありがとう。感謝しています!
(gt)