07/25/2009
2009 AUG.7 Fri [ ナツノヨノユメ ] Live + DJ + PAINTING
来る8月7日に、ほぼ赤道直下の国シンガポールから音楽のゲストを迎えます。
きっかけは、彼女からの1本のメールで始まり、実現することになったThe Analog Girlによるライブ。
その演奏に合わせ、イラストレーター・タムラカヨによる ライブコラージュ。
そこに、commune discやSDLXのイベント[sound room]を主催するAENがDJで参加。
さらに、玩具や自作楽器ガジェットで即興演奏をする三人戦隊、DX-OPQ の出演も急遽決定!
素敵な夜になりそうです。
ーこのイベントは終了しましたー
[ ナツノヨノユメ ]
会場:gift_lab(東京都渋谷区恵比寿西1-16-1 丸山ビル202)
日時:2009年8月7日(金) 19:30〜22:00
●Performance Guests
The Analog Girl(from Singapore)&Live Painting : タムラカヨ
DX-OPQ
DJ : AEN
●●●
ライブ参加予約申込方法
参加費:¥2,000(1ドリンク付)
定員:35名/要予約
予約申込先:info@giftlab.jp
件名>「ナツノヨノユメ予約」
本文>「お名前、ご連絡先のe-mailアドレス」をメールでご連絡ください。
追って、ご予約確認のメールをご返信させていただきます。
[ The Analog Girl ]
シンガポール発のエレクトロニカ・アーティスト。
MacBookAirにTenori-OnそしてiPhoneというユニークな組み合わせを使ってトラックをつくり、
自身のボーカルを低い声で語るようにのせる。そのディープかつポップなサウンドスタイルは、
90年代のトリップ・ホップを想起させつつも彼女のなかで醸成した独特の魅力ある世界観をつくり出している。
http://www.analog-girl.net/
http://www.myspace.com/theanaloggirl
[ DX-OPQ ]
(OPQ+shibata)
ボルゾイやshibata&asunaで知られる"shibata"の
ユニークな配線、発想で繋げられたセミ・ビンデージ機材から湧き出るポップであったかなサウンドが
ハンドメイド楽器、グリッチシンセ、玩具やエレキギター等を使っ た放牧型即興デュオ"OPQ"に加わり
三人戦隊"DX-OPQ"誕生しました。
http://blog.shoebill.net/
http://www.myspace.com/opq
[ AEN ]
鈴木康文によるラップトップ/ターンテーブルを使用した即 興演奏/ 電子音楽などを制作、
電子的即興のソロ名義。Commune Discをレーベル主宰し毎月最終月曜日にスーパーデラックスで
SOUNDROOMを開催、イベントと連動したpodcastSOUNDROOM.JPの運営などを手がける。
DUOでに安永哲郎との『VOIMA』、DJまほうつかい(西島大介)&AENさん、細海魚とのhosomi+aenなどがあり、
本名で鈴木康文+山本達久(ドラム)とのターンテーブル&ドラムのDUO、古川日出男×(虹釜太郎+鈴木康文)
といった列島を音響するユニットとしても活動。他、様々な演奏者とのセッションワークを行う。
http://communedisc.com/
http://soundroom.jp/
[ タムラカヨ ]
コラージュと線画を組み合わせ、独自の技法で作品を作り出す。
DIESEL NEW ART2007にて2700作品のうち39作品に残り入選。
2008年gift_labにて初個展を開催した。
同年moonlinxコンテスト 「10 CARDS」For Milano Salone入選。
展示だけではなく、ライブペイントやイラストレーターとしても活動中。
http://tmky.net/
是非お越し下さい!
(gift_lab)
07/24/2009
'etude for everyday objects' REPORT
去る7月19日、サウンドアーティストmamoruさんによるトークとパフォーマンス、
'etude for everyday objects'が行われた。
この日は15:00と20:00の2セット、どちらかに参加していただくという構成。
それぞれどちらも休憩を挟みつつも、トータル2時間を超えるものであったにもかかわらず、
興味深いも内容で、時間は気づいたら過ぎているという感じだった。
前半に、オーストリアへいく事になったきっかけから、etudeについて、向こうで行ったプログラムのこと、
展示の事、パフォーマンスのことなどの話を、間に演奏を交えながら。
タイトルにあるように、日常の中にある何でもない物を、音という軸を持ちながら純粋な感性で
とらえ直したもの、それが'etude'シリーズとなっている。(その音なしに、それ以上具体的に
説明するのは難しいのでひかえますが。)
滞在中、クラシックの都で音楽を専攻する14歳の学生たちへの授業というエピソードがあった。
その日常のモノからでる音を体験させ、これは音楽だと思う?と問うmamoruさんに「それは音楽ではない」
否定する彼ら、彼女らが、数回の授業によって戸惑いながらも何か別の存在に気づいていく様子がとても
印象的だった。
前半の最後に、オーストリアで思いつき、制作し、収録した'etude'の為のパフォーマンス映像を、
説明を交えつつ上映。
さて、そして後半は演奏の後、この日の為に彼が考え、用意した「お手前」のようなパフォーマンスが
行われた。
試験管を半分の長さにしたくらいの細いガラス管コップに1cm立方くらいの氷を入れて全員に手渡す。
一人一人それを受け取り、そのコップに耳を傾ける。「氷が溶けてゆく微かな音」を聴く為に。
その後、同じように炭酸水をコップに入れ、またその音を聴く。とても心地よい。
最後に、mamoruさんがオーストリアから持ち帰って来たハーブのシロップをそれに加え、「聴いた行為
そのもの」を飲む。
とても心地良い時間が流れていた。
(gift_lab)
07/20/2009
KeitarrowによるReconsuming vol.4の購入可能作品
現在展示中のReconsuming vol.4 by Keitarrow
7.11から8.2まで公開される作品を一部ご紹介します。
タイトル : 「イロ」
サイズ : W312×H403mm(太子サイズ,額込み)
※撮影の後、実際の額はナチュラルな木の色に変更になりました。
この作品は購入する事が出来ます。
※価格につきましては下記までお問い合わせください。
info@giftlab.jp
追記
gift_lab webshopにて作品が購入できるようになりました!
07/15/2009
Reconsuming Completion Party & Live Report
7月11日(土)keitarrowさんによるReconsuming vol.4の完成を祝してパーティーが行われた。
この日のパーティーは彼のアイデイアにより構成されたもの。
今回の「壁」の作品を音に翻訳するという考えのもと、音楽家の大口俊輔さんを中心とした3人のユニットにより
奏でられる音がその作品の世界観を演出するというもの。
この会のタイトルは「奏でる紙兄弟」。
それはオープニングパーティを単に音で演出するという事ではなく、Reconsumingという作品の一部が音と化す
そういった実験的な意味合いを含んだもの。それはとても素晴らしい「演奏」によって広がった。
keitarrowさん、大口さんによるト−クは場の雰囲気を和ませながらも、その真剣な制作の裏側をかいま見せる。
前半、彼らが奏で慣れたスタンダード曲を演奏するも、そこにも独自の工夫がいくつもあった。
後半、この作品の為に大口氏が書き下ろした曲を披露。同時にkeitarrowさんのコラージュ作品部分を
ピックアップした写真が流れつづける。
皆、その場で奏でられる音を感じながら、コラージュの絵を見ていた。
それはつまり、その演奏とコラージュが同時に絡み合うことで初めて「奏で」られた
ひとつの作品になったということなんではないかと思った。
そんな素敵な場が出来た夜となりました。
このkeitarrowさんの作品は8月2日まで展示しています。
一部の作品は購入する事も可能となっています。
是非、お越し下さい。
(gift_lab)
07/13/2009
etude for everyday objects
日常にあるものから「音の感じ方」を発見するサウンドアーティスト、mamoru。
その視点は、gift_が今探求している方向性・感覚と近く、非常に共感を覚えます。
オーストリアから帰国したばかりの彼が、現地で感じたことや活動報告を兼ね、
その音世界を体感できるライブパフォーマンスがgift_labで行われます。
当日は「炭酸水」をつかった特別サマーバージョンになるという報告をキャッチ。
ご期待ください!
Sound Performance+Talk
2009 JULY_19 Sun/2 Set a Day
@gift_lab
会場:東京都渋谷区恵比寿西1-16-1 丸山ビル202
日時:2009年7月19日(日)
Set 1> 15:00 Open 15:30 Start
Set 2> 19:30 Open 20:00 Start
1日に2回開催いたします。
参加申込の際はご希望の時間帯をご指定ください。
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参加予約申込方法
参加費:¥2,000
定員:35名/要予約
予約申込先:info@giftlab.jp
件名>「etude for everyday objects 予約」
本文>「お名前、ご連絡先のe-mailアドレス」をメールでご連絡ください。
Set 1 もしくは Set 2 をご指定ください。
追って、ご予約確認のメールをご返信させていただきます。
about etude for everyday objects
mamoru
捨てようと思って、くしゃっと縮めたサランラップが、元へ戻ろうとかすかな音をたてているのを聞いた。
もう10年近くも前のことだ。なんてことはない音、でも気になって録音して、他の音に混ぜたりしていた。
もともとそういう他愛もない日用品が発する音を「使って」作品を作っていたのだけど、
耳を傾けるうちに「そのこと自体」を作品にしたいと思い、etudeを書きはじめた。
1年程前にサランラップを小さなアクリルキューブにおしこみ、宝石箱に収めた。
他にもヘッドフォンのようにしてみたり、ガラス瓶に詰めたり、ライトボックスにおいてみたり。
これがetude no.12。
音を通して「日常」を読み替え、そのアイデアをいろいろな形にして伝える、
アイデアを誰かとシェアすることで予想だにしない新しい価値の可能性、
人との関係が生まれる事もある、そんな練習曲、etude for everyday objects。
quartier21 (ウィーン) での個展、MUMOK (ウィーン近代美術館) 、
SHELTEMA (オランダ) でのパフォーマンスやワークショップなど、
半年間のヨーロッパ滞在制作の様子や現地で制作したetude作品を紹介したり、
それと関連した新しいサウンドパフォーマンスを通して、
etude体験をしてもらえればと思っています。
*etude:練習曲。音楽ではアイデアを体現する小品の意味もあり
ひとつのジャン ルとして成立し重要な作品も多い。
mamoru sound artist
01年City University of New York を卒業後、自作の音具、音響機材を用いた作品を国内外で発表。
03年に和泉シティプラザ(大阪)より委嘱され、常設パブリックサウンドアート「procedure 22:05」を制作。
06年にアルメニア国立美術館にて大規模なサウンドインスタレーション「in-visible-room」を発表。
07-08年にか けて「おとづれ」と題したサウンドパフォーマンスを東京、大阪、横浜、モントリオールなどで行う。
最近では日用品が発するシンプルな音を作品化していくetudeシリーズを主に展開。
http://www.afewnotes.com
gt_blogでこれに関連した短い文章を寄せました。