07/15/2009
Reconsuming Completion Party & Live Report
7月11日(土)keitarrowさんによるReconsuming vol.4の完成を祝してパーティーが行われた。
この日のパーティーは彼のアイデイアにより構成されたもの。
今回の「壁」の作品を音に翻訳するという考えのもと、音楽家の大口俊輔さんを中心とした3人のユニットにより
奏でられる音がその作品の世界観を演出するというもの。
この会のタイトルは「奏でる紙兄弟」。
それはオープニングパーティを単に音で演出するという事ではなく、Reconsumingという作品の一部が音と化す
そういった実験的な意味合いを含んだもの。それはとても素晴らしい「演奏」によって広がった。
keitarrowさん、大口さんによるト−クは場の雰囲気を和ませながらも、その真剣な制作の裏側をかいま見せる。
前半、彼らが奏で慣れたスタンダード曲を演奏するも、そこにも独自の工夫がいくつもあった。
後半、この作品の為に大口氏が書き下ろした曲を披露。同時にkeitarrowさんのコラージュ作品部分を
ピックアップした写真が流れつづける。
皆、その場で奏でられる音を感じながら、コラージュの絵を見ていた。
それはつまり、その演奏とコラージュが同時に絡み合うことで初めて「奏で」られた
ひとつの作品になったということなんではないかと思った。
そんな素敵な場が出来た夜となりました。
このkeitarrowさんの作品は8月2日まで展示しています。
一部の作品は購入する事も可能となっています。
是非、お越し下さい。
(gift_lab)