12/25/2011
Ryoko Akama Solo Exhibit 「pheno_psycho_mime ~オトとして存在しないところにあるオト」展
このたび、恵比寿gift_labにおいて、90年代後半から英国をベースに活動を展開してきた音響映像作家
Ryoko Akamaの、日本での初個展を開催いたします。
【追加情報】14日のパフォーマンスライブに、ビジュアルアーテイスト松本典子さんの
ゲスト参加が急遽決定しました!
(詳細プロフィールを下記に追加しました)
今回の展覧会タイトルでもある作品「pheno_psycho_mime」は、擬態語/擬情語をテーマに、
音と言葉と記憶の関係を、肌触りが呼び起こされるような繊細な映像と音で表現した現在進行中の
プロジェクトです。
また、常設のsound trip内において、2011年に製作された音の作品「Nutopia」を展示いたします。
Ryoko Akamaは、10年以上に渡りヨーロッパでテクノロジーを用いたアーティスト・ミュージシャン
として活動後、2006年に自然農法を学びに東北へ戻って来ました。
そんな経験を経た彼女の近年の作品は、デジタル技術を用いながらも、土の匂いとともに暮らす
生活の息吹を内包したものとなってます。
彼女独特のバランス感覚で、フィールドワーク・フィールドレコーディングという対象との距離や
関係がくっきり現れてくる手法を用い、自然の深さや厳しさ、そこで行われる人間の営みを、
瑞々しい淡いフィルタを通して表現しています。
1月14日(土)のオープニングでは、ライブパフォーマンスも予定しております。
みなさまぜひおこしください。
展覧会期:2012年1月13日(金)~1月29日(日)12:00-20:00(月休)
展覧会場:gift_lab 渋谷区恵比寿西1-16-1 丸山ビル202 (03-5784-0441)
入場無料
オープニング&パフォーマンス: 1月14日(土)18:00-20:00
*パフォーマンスは19時頃からのスタートを予定しております。
*当日、受付で参加費500円(1ドリンク+おつまみ付き)をいただきます。
お問い合わせ:gift_lab info@giftlab.jp
企画:sawako / Butterfly Effect Studio http://www.be-ee.com
共催:gift_lab http://giftlab.jp
【Ryoko Akama プロフィール】
仙台出身1976年生まれの音響映像作家。1995年渡英。英国でサウンドエンジニアとなり、
後にRyo Co./Ryoko Kuwajima名儀で音楽制作活動を始める。
2000年Melange Recordsレーベルを設立。生の映像/録音とメディア技術を用いた音楽と映像の
インスタレーションやパフォーマンス作品をSonar Festival、STEIM、仙台メディアテーク等で発表。
Kaffe Matthews/Eliane Ragigue/AGFとのthe lappetitesとしての活動、Tony Conrad等との
コラボレーションをはじめ、国際的に様々なプロジェクトに関わってきた。
2005年長唄杵家弥登孝師匠に弟子入りし三味線と唄を学ぶ。2011年春より英国 Huddersfield大学で
「オトの経験 民族的感性と現代音楽」をテーマにして3年間研修生博士課程に在籍予定。
http://www.ryokoakama.com
14日ライブゲスト
【Noriko Matsumoto プロフィール】
1980年京都生まれ。舞台映像演出やVJなど音楽やパフォーマンスを中心とした映像表現に携わり、
岐阜県立情報芸術大学院大学(IAMAS)にてリアルタイムストリーミングメディア携帯端末など
広帯域ネットワーク社会における情報ツールをボーダレスに用いたメディア表現の研究と
システム開発をおこなう。
2009年にはMaxMSPの発売元である、cycling74公式webサイトに日本人女性初のインタビューを
受け、他分野を横断するそのエンジニアリングとプログラミング評価から、コードベースの
ビジュアルアーティストとしてTokyo No.1 Geek Girlと称される。
http://norikomatsumoto.jp