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01/16/2013

quo_port HEAD installation by pen quo(hisae mizutani, kyoka)   - 恵比寿映像祭 地域連携プログラム -

本企画は、恵比寿映像祭の地域連携プログラムとして参加しています。
2009年にベルリンで活動開始したサウンド/ビジュアルアートユニット、penquo(hisae mizutani+kyoka)が
2012年夏に、「山ノ家」で行ったレジデンスにおける滞在製作作品を解体・再構築
そしてそのプロセスの解析も試みる、東京では初の展示となる。
※最終日3月3日にはクロージングとして、インスタレーションを利用したkyokaほかによるライブパフォーマンスが決定しました。詳細は追って更新します。

日時:2013年2月8日(金)~3月3日(日) 13:00-20:00(最終日はパフォーマンスイベント開催のため、展示が見れるのは16時〜17時のみとなります。ご注意ください。)
休日:月/火/水曜日
会場:恵比寿gift_lab(渋谷区恵比寿西1-16-1 丸山ビル202)
http://www.giftlab.jp/
Google MAP
クロージングパフォーマンス:3月3日、16:00 OPEN 17:00 START
出演:kyoka ほか(ゲストは近日発表予定)

お問い合わせ:info@giftlab.jp
企画:penquo / gift_lab


昨年9月に十日町まつだいの山ノ家にて行ったレジデンス展示「quo_port」。
この滞在製作、実験をベースとしながらも、そのコアな部分(HEAD)を再構成、展示するものとなる。

そのコアは、2012年時に作成された文章に現れている:
'quo_port'
繊維と音の絡まる空間
「この作品は、全て天井から吊るされる繊維空間に音の一部の成分を組み込む方法で生成されている。
天井から吊るされる繊維空間にはそれぞれ、音を構成する成分が一種類ずつ配置されており、その中に人が侵入、存在することによって組み立てられ、構築されていく音を空間の中から聴く事ができる。

 こうして出来上がる繊維と音の絡まる空間は、コンタクティブ・スレッドなどと呼ばれる糸により繋げられて設計されており、非境界線空間としてそこに現れる。

 音楽としての形をもたない音そのものの存在は人々の意識にとどまりにくい傾向がある。どんなに素晴らしい音楽たちも、音そのものの成分無しには作られることはないにもかかわらず、その根本成分はあまりにも軽視されやすい。これを念頭に音粒そのものをフィジカルに感じ、その存在を見直すということが、後にも先にもいかなる音楽を聴くにあたり、作品を理解し、アーティストを尊重するには前向きな振れ幅をもたらすのではないだろうか?」

profile : penquo (ペンクォ、hisae mizutani, kyoka)
penquo_pic1.jpg

サウンド/ビジュアルアートユニット
ベルリンにて2009年活動開始。
小さな実験室から広がるビジュアルとサウンドの世界を研究しながら自由に表現を続ける。

● hisae mizutani
グラフィックデザイナー
1976年大阪生まれ セントラルセントマーチンズ大学卒
大阪在住

● kyoka (onpa, raster-noton)
http://ufunfunfufu.com
2012年にドイツのraster-notonより、レーベル初の女性ソロアーティストと なる作品「iSH」をリリース。これまでに坂本龍一等とのStop Rokkasho 企 画、及び、chain music、Nobuko HoriとのユニットGroopies、 Minutemen/The Stooges のマイク・ワットとのプロジェクト、onpa))))) レーベルから3枚のソロアルバムなど、ヨーロッパを中心に活躍してきた Kyoka。
ポップと実験要素がカオティックに融合された大胆かつ繊細なサウンドは、こ れまでも世界の多くの人を魅了してきた。
2012年4月にはSonar Sound Tokyoに出演、また英国warp運営のbleepに てEPがトップフューチャーされ、6月にはパリのセレクトショップcoletteの コンピレーションに楽曲「ybeybe (ybayba editon)」を提供。現在、フルア ルバム制作中。
「どういう音楽を聴いてきたら、こういうものを作る女性になっちゃうんだろ う?」 ~坂本龍一~