気づいたら
今日、2月に入ってから初めて、恵比寿の外にでた。
職住接近なので、こういうこともある。
以前、自分の日々の行動の軌跡を、俯瞰して地図(とりあえず関東圏くらい)にラインでプロットしたらほとんど都内で真っ黒になっているのだろうなどと考えたことがあった。
それどころか今週は・のような行動範囲だったということだ。
公共の交通機関が普及するより前はみんなそうだったのかも知れないが。(どうなんだろう)
やはり、適度に「違う風景」を意識に取り込まないと。
で、どこに行ったのかというと、渋谷と表参道。(たいして動いてない!)
表参道は短時間の用事だったので端折るとして、
渋谷へは、昨年リニューアルプランを担当したNANZUKA UNDERGROUNDへ。
竣工時に撮った写真がポートフォリオに使えるものがあまりなかったので、
再度撮影をしにお邪魔した。
その際、渋谷駅東口側の東急文化会館があった線路脇の道を通ったのだが、
あまりに風景が豹変していたのでびっくりした。
見通せる周辺一帯が、建築の仮囲いの要塞のようになっていた。
そうか、確かにそういうことになっていた。と、頭では理解できるのだが、もとのにぎわいが全く想像できないようなパラレルワールドのような光景がどうしても気になって、事務所に戻った後、少し調べてみようと思い「渋谷再開発」などと検索してみた。
http://ja.wikinews.org/wiki/渋谷駅の再開発計画が発表される
http://www.shibukei.com/headline/4686/
他にもいくつかあり、「ヘぇー」という感じでこれで良いんだろうかなどと
思っていたら、分かりやすく違う提案を投げかけている動きがあった。
http://www.shibuyacommon.org/
どちらかと言えば空が広く見える方が良いと思う。
いろんな立場での意向があり、事情が複雑に絡んでいるようで、短時間の情報検索程度では最終的にどれが実現方向なのかは分からないが。
いずれにせよ
気づいたら、普段見慣れていたはずの、そう離れていない日常の風景が突然変わっていく。
速いテンポで、激しく。
あまり変わらぬ、(少し)遠くの風景を見たくなった。