02/03/2011
デザインと時間
書きかけの文章ですが(日付も当時のまま)、何となく思い立って公開します。(2011.09.07)
デザインという言葉を最近はめっきり使わなくなった。
というか、そこにある曖昧さがとても引っかっていて、言葉として意識的にわないようにしている、気がする。
デザインは時間を止める方向にものの意識を働かせようと動くことが多い気がする。
フォトジェニックであるということを求めるということは、少なからずそういう方向を求めていることに変わりないはず。
口悪く言ってしまえば、良い写真さえ撮れたら後はどうあってもかまわないということである。
建築やプロダクトは、50年100年と残るもので、それに比べてインテリアデザインやイベントの
演出って何て儚いんだろうと思っていた。(経年変化うんぬんはともかく。)
しかしその儚さの中に残るものがきっとあるはず。
それは写真には映らない。
その考えはある部分では変わらないが、今は「場を作る」という言葉とともに興味が移っている。